生徒企画委員会~後記④~

【新しくできた劇団 ―俳優班―】

 俳優班は、演技を通して強い絆が生まれていました。学年も学校も違う生徒から構成された俳優班でしたが、とても仲が良く、最後には一つの新しい劇団が生まれているようでした。

 最初はぎこちなかったセリフも、本番には各自がそれぞれの役の気持ちになり、お客様からも大変多くの拍手をいただき、物語に共感していただけたと感じました。

 出演した生徒も、「本番が一番楽しかった」「リハーサルは緊張したが、本番はとても役を楽しめた」など、生き生きと話しており、各校の文化祭等が延期、中止になっていた中で、生徒が輝ける機会を持てたことが非常にありがたかったと思いました。

『湖國浮世絵八景』総合開会行事 ~壱ノ景から漆ノ景~

第1部「式典」

日本音楽部門「きらめく湖(うみ)から」

 式典のオープニングにふさわしい箏の厳かな演奏で総合開会行事の幕が開きました。青い照明と赤の毛氈の色調が美しく、華やかな舞台となりました。
 また今回は、びわ湖ホール自慢の「舞台機構」も見ていただく「魅せ転換」方式をとり、演奏を終えた日本音楽部会の生徒は立ち上がることなく座ったまま、舞台がそのまま背面へと移動していきました。

第2部「デモンストレーション」

壱ノ景「湖の底から」:合唱部門・自然科学部門・書道部門

 バックのスクリーンには、自然科学部門が水中ドローンで撮影した、琵琶湖湖底の生き生きとした魚の姿や湖中の様子の映像が映し出され、その映像とともに合唱部門が神秘的な曲を歌い、琵琶湖の知られざる姿を見ることができました。そして、その演奏に合わせて、書道パフォーマンスでは、鮮やかな衣装・振付とともに見事な筆さばきで滋賀県にまつわる和歌を書いてくれました。3部門合同の調和のとれた豪華な舞台を披露することができました。演奏された「海の詩(うた)」(一部分)には歌詞そのものはありませんが、不思議な雰囲気を自由に表現できる曲です。合唱と書道は前日リハーサルで初めて、曲と書道パフォーマンスを合わせた練習を行いました。合唱だけの練習もわずかしかできませんでしたが、最高のパフォーマンスを披露してくれました。

弐ノ景「和歌でたどる古の近江」:かるた部門

 壱ノ景で描かれた書道作品の前で、小倉百人一首部門がかるたの聖地である近江神宮で行われることで有名な競技かるたを披露してくれました。朗々と読み上げる和歌とともに、畳上の格闘技と言われる真剣勝負を見ることができました。空札(からふだ)として「秋の田の~」が詠まれましたが、天智天皇の作とされており小倉百人一首かるたの第一番に挙げられている有名なものです。「あかねさす~」は額田王(万葉集)で蒲生野、「けふも又~」は和泉式部(新古今和歌集)で伊吹山、「淡海の海~」は柿本人麻呂(万葉集)で琵琶湖、「信楽の~」は作者不詳(道助法親王家五十首)で信楽、「引き渡す~」は藤原顕季(堀河百首)で瀬田の唐橋、「常盤なる~」は藤原季経(千載集)で三上山というように、滋賀にある各地をそれぞれ読み込んでいます。読み上げの様子は、ホームページ内で動画をアップしているのでご覧ください。

参ノ景「勇敢なる俵藤太」:郷土芸能部門

 びわ湖ホールの設備によって書道作品が舞台裏に移動した後、スクリーンには三上山が映し出されます。この映像は事務局員たちが実際に三上山に登りドローンで撮影したもので、三上山の全景がきれいに映し出されました。                   

 郷土芸能部門の登場とともにいよいよ大百足退治伝説が始まります。藤太と侍の殺陣シーンとともに太鼓の演奏が会場に響き渡り、短い練習時間で苦しんだ俳優班たちでしたが、殺陣と演奏が見事にシンクロし、力強い舞台となりました。

肆ノ景「鸞~天空に棲む幻の鳥~」:バトントワリング部門

 大蛇の化身の舞をイメージしてバトントワリング部門の演技が披露されました。全員が一体となった動きと高く舞い上がるバトンが美しく、華麗な舞台を作り上げてくれました。

伍ノ景「三上山での大百足退治」:吹奏楽部門・郷土芸能部門

 吹奏楽部門と郷土芸能部門がステージに現れ、太鼓の音とともに大百足退治の舞台が始まります。吹奏楽と太鼓の共同ステージは、演奏をより一層深みあるものにしてくれました。演奏をバックに舞台前では藤太たちとムカデの闘いが繰り広げられ、演奏と演技がリンクしながらストーリーが進んでいきました。

陸ノ景「大団円」:軽音楽

 大津高校軽音楽部の生徒が『大百足退治伝説』から着想を得て、作詞・作曲した『Change!』。手拍子を合図に、演者と軽音楽部が踊りはじめ、最後の「大団円」にふさわしく、大いに盛り上がる舞台となりました。演奏後、観覧席から盛大な拍手が起こりました。
 草津東高校・三重県立神戸高校・阪南大学高校の軽音楽部の3校は府県紹介のテーマ「いと」にちなみ、リモートリアルタイムバンドで中島みゆきさんの「糸」を演奏しました。映像は「Ƶoom」、音楽はヤマハ「SYNCROOM(シンクルーム)」という新しい技術で遠方の学校と合同演奏を行い、まるですぐそばで、3校が同時に演奏しているかのような感覚となる演奏でした。

漆ノ景「未来へつなぐ近江の湖」:フィナーレ合唱

 最後のフィナーレは滋賀県出身の野上涼子さん作詞、加藤景子さん作曲の新しい琵琶湖の歌、「びわ湖トワ」を生徒企画委員・出演者全員で合唱しました。びわ湖トワは、滋賀県の風景を美しく歌った曲で、総合開会行事の最後を締めくくるにふさわしい最高のフィナーレとなりました。

総合開会行事の動画を公開しました!

 11月14日(日)14時から開催した総合開会行事の様子をアップしました。
ホーム画面の『開会行事 動画』または、下記のリンクからアクセスしてください。

 第41回近畿高等学校総合文化祭滋賀大会では、新型コロナウィルス感染症対策のため、一般の方の観覧をお断りすることになり、直接会場でご覧いただくことができませんでした。

 多くの方々にこれまで準備を進めてきた高校生の成果を見ていただきたく、総合開会行事の動画を当サイトで、公開いたします。


 高校生のこれまでの努力の成果をご覧いただければ幸いです。

 

生徒企画委員会~後記③~

【進行班の活躍】


 舞台裏では、進行の手助けをする生徒が奮闘していました。
 出演者が安心して舞台に集中できるように心配りが見られ、複雑だった舞台転換も見事に成功させていました。

 

【リーフレット制作】


 広報班は「生徒企画委員会 活動紹介」のリーフレットを作成しました。
 総合開会行事に至るまでの生徒企画委員会での取り組みや大百足退治伝説のあらすじなどを紹介しました。生徒企画委員の、真剣でありながら、楽しそうな様子が伝わってくるリーフレットとなりました。

生徒企画委員会~後記②~

【百足の制作】

 俵藤太(藤原秀郷)に退治された大百足は、制作班、進行班が書道パフォーマンス用の大判和紙を折り、6メートルの百足模型を制作しました。

 紙が大きく、硬いため大変な作業でしたが、本番用と練習用の2体をみんなで協力して手際よく作成したのには感心させられました。

 百足の胴体には「魑魅魍魎、疫病」などの文字を転写し、ムカデが退治されることでコロナも一緒に退散してくれることをイメージしました。

 弓矢で百足を退治するシーンは、紗幕に映像を映すという演出により、大変印象的に仕上げていただきました。

生徒企画委員会~後記①~

生徒企画委員は、制作班、広報班、進行班、俳優班に分かれて活動しました。

緊急事態宣言により、生徒企画委員の集まりが延期つづきになる中、限られた期間で集中して準備している姿がありました。

前日のリハーサルでは、本番の舞台、ホールで、様々な場面を想定しながら、ぎりぎりまで調整を続けていました。

【受付・コロナ対応・会場誘導】


「来場されたお客様に、気持ちよく安心して会場で過ごしていただけるよう、笑顔と挨拶を大切にする」を心がけ、会場でのお客様対応を行いました。

生徒企画委員は当日までにそれぞれの役割をよく考え、自ら率先して行動できるよう計画、準備を進めることができした。

予想外のことや急な対応に苦慮することもありましたが、臨機応変に対応し、最後のお見送りまで、丁寧な接遇ができました。

 

【ウェルカム横断幕】


今回は、会場で人が滞留することを防ぐため、ホワイエでの各部門の作品展示ができませんでした。来場してくださった方に少しでも歓迎の意を表したいとの思いで、ウェルカム横断幕を制作することにしました。

急遽募集した横断幕制作班でしたが、5名の生徒が「近畿総文にお越しのみなさま 秀麗の滋賀にようこそ」の文字とタヌキや白鬚神社の鳥居など滋賀の魅力を伝えるデザインを考えてくれました。

絵の得意な生徒が他の生徒に教えたり、励ましたりしながら作り上げていく姿に、学校や学年を超えて郷土への思いを共有することの良さが感じられて、この文化祭の意義が改めて感じられました。

総合開会行事が行われました!

11月14日(日)、びわ湖ホール大ホールにて、総合開会行事が開催されました。

式典の部では、100年以上の歴史をもつ「琵琶湖周航歌」を含め、びわ湖にまつわる日本音楽で華やかに開会しました。府県紹介では、テーマである「いと」を題材に、各地の個性豊かな発表が行われました。

デモンストレーションの部では、滋賀県にまつわる「大百足退治伝説」を題材とした舞台が展開されました。

各部門の発表が生徒企画委員による演技と組み合わさって進行し、観客からは感動の拍手が送られました。かるた部門、吹奏楽部と和太鼓のコラボ演奏、びわ湖ホールと他県の会場をつないでのリモートリアルタイム演奏など、初めての試みも披露され、各部門大会への道しるべとしてふさわしいデモンストレーションとなりました。

「湖國浮世絵八景」と題された今回の舞台。第八景となる各部門大会の成功を祈り、新しいびわ湖の歌、「びわ湖トワ」の合唱にて総合開会行事を締めくくりました。

第4回生徒企画委員会を開催しました。

11月6日に第4回生徒企画委員会が行われました。本番まであと8日となり、「湖國浮世絵八景~俵藤太大百足退治伝説」の演技練習にも熱が入っています。弓や刀の使い方について、先生たちも熱心に指導を続けています。

また、受付や誘導などの担当生徒もご来場いただく皆様のために真剣に打ち合わせを行っています。

第3回生徒企画委員会~演技練習~

10月17日に行われた、第2回生徒企画委員会で学んだ殺陣を本番さながらに練習しました。

刀を腰に差し殺陣の順番を入念にチェックしました。

生徒企画委員会で学んだことを本番で活かせるように練習を頑張ります。

デモンストレーションでは、ナレーションが入りますのでその練習中です。